手取り15万でも、手取り12万でも黒字にするカップルの家計管理

今回は、家計管理をする際に意識することを紹介したいと思います。

この方法は、実際に僕たちが同棲を始める前の物件探しの段階から意識していたことです。

 

 

①金額ではなく、収入に対する%で考える

家賃や食費や娯楽費などを金額で考えるという概念を捨てた方が良いです。

食費3万円以上が高いとか、家賃が8万円以上が高いとか、美容代が月に3万円も必要!?なんていうのは、収入に対して人それぞれ違いますし、(後述しますが)その人が人生において今何に1番価値を感じているかも違うからです。

 

それらを、解決するのが家計簿や家計管理を収入に対する%で考えるということです。

 

・具体的に

%で管理するというのは、具体的にいうと収入を100%とした時に

家賃,光熱費,通信費,年金や保険等,食費,日用費,衣類・美容費,趣味娯楽費,貯金,投資,サブスクなどが収入の100%以内に収まるように管理するということです。

 

(例)手取り15万の場合

家賃 45000円(30%)

食費 30000円(20%)

光熱費 15000円(10%)

通信費 7500円(5%)

日用品 7500円(5%)

ここまでが、生きるのに必要な出費ではないかと思います。

この時点で、全体の70%を占め手取り15万に対して10万5000円を占めます。

 

残りの4万5000円を趣味や娯楽、衣類に対しての出費に振るだけです。

 

 

(例)手取り12万の場合

家賃 36000円(30%)

食費 24000円(20%)

光熱費 12000円(10%)

通信費 6000円(5%)

日用品 60000円(5%)

となります。

 

手取り12万になるとかなり厳しいですが、手取り12万というのは時給1000円で考えた時に週4日,月間16日勤務の計算なので、週5日,月間20日勤務する人とはかなり生活は変わります。

実際に僕たちは、手取り12万ベースでアルバイトしていますが、週3〜4日程度朝起きるのも早いわけではなく、ただ何も考えることなく出勤だけしてある程度の責任感を勤務時間だけ持つだけ、かつバイト先も徒歩5分以内なので仕事は勤務時間のみです。要するに、とても楽です。心にも体力にも余裕があるので、ウーバーや他の副業と呼ばれるようなことをやる余裕もあり、結果として手取り月15万ベースは超えると考えます。

 

②優先度を考える

人生において、今大事にしていること,やりたいことなど出費の優先度を考えました。

先にも言いましたが、食費が3万円以上でもスタバのコーヒーが好きでスタバで作業がしたいという人や、服が好き、美容が好きという人もいると思います。自分の好きや大事にしているものを考えるのは大事だと思います。

 

そうして、優先度の高い順から上記のように%を埋めて計算する

これで、月々に使える額がある程度わかるはずです。

 

優先度が高い出費は、本当になんでも良いと僕たちは思います。

個人が大事にしているものは人それぞれ違っていて、家賃より娯楽が高くても良いと思います。

中には、家なんて住めればどうでも良くて自分はゲームがしたいしネットの中で生きているから現実の家は住めれば良いみたいな人もいると思います。何に重きをおくかは本当に人それぞれで100%を超えることさえなければ、赤字になることなく生活もできます。

 

・優先度の低い出費は満たす必要がない

%で考えた時に、必ず我慢する部分が出てきます。上記のようなゲームが好きな人がゲームの支出をどのくらい大きな割合を占めるかによりますが、ゲームをしてネットで生きているとするならば衣服の支出はほとんどできないです。

 

これは、僕たちも経験しています。

僕たちは、家の部屋にシーリングライト?を買ったのは、同棲してから一年経った頃でそれまではデスクライトの首の角度を部屋の方に広げて生活していました。掃除機を買ったのもしばらくしてからで、それまでは毎日埃がたまらないようにクイックルワイパーで掃除してました。

この時、同棲を始めた最初の頃ですが、僕たちが最も大切にしているのは2人で過ごす時間です。なので、家賃も10万円と割合にしては高いですが、家賃,光熱費,通信費,食費さえ払えれば僕たちの場合は、自分たちの優先度が高いものも満たせるのでかなり幸福度が高く生活できます。家に光がなくても、掃除機がなくてもかなり幸せでした。また、今は部屋にライトもあって明るいし、掃除機を使って生活することもできますが、ライトも掃除機もなかった頃と比べて幸せか?と考えると、ないよりはマシと思う程度です笑

 

同棲するのがコスパがいい

ここまで、考えた時に同棲した方がコスパがいいです。

おそらくですが、1人手取り20万以下のカップルですと同棲するだけで生活基準が上がると思います。

 

上述した手取り15万の人の例ですが、家賃4万5000円です。

これは、地域によっては割と綺麗なところで十分に住めるのですが、都内だと厳しいです。実際に僕は、渋谷区で4万円のところに居候していたことがありますが、ミニマリストとかじゃないと上手に生活できないと思いました。

 

お互いに、4万5000円前後のところで生活している or 生活しようと考えているのなら同棲した方がいいと僕たちは思います。単純に、家賃が9万円のところに住めるからです。

もし仮に、家賃が6万円のところにお互い住んでいるなら12万のところに住めます。仮に10万のところに住んだとしたら、2万円が収入も変わることなく浮く考えになります。

 

実際に僕たちもそうでした。僕は、居候だったのですが彼女が一人暮らしを検討しているとのことだったので、なら家賃を手取り15万ベースの9万円前後で考えて、そこに同棲しようと決めました。その時に、物件を7万円台や8万円台など様々見たのですが、僕たちの優先度が2人で過ごす時間で、その場所は家だよねということで、割合が9万円を超えました。今は、結果として物件探しの話をしても、高くして今のところで良かったとハッキリ言い切れます。

 

まとめ

・%で考える

・%の項目を自分の優先度が高い順に構成する

 

%で考えると、必ず黒字になる、最低でも赤字になることはないです。

しかし、%内に抑える生活は全てを満たすことができないという問題が発生します。

なので、優先度の高いものを満たすことで幸福の割合を高めることで問題を緩和します。

 

余談

優先度を考えるのは非常に重要です。

自分たちにとって優先度が低いものを、周りの人のSNSなどを見て羨ましく感じて真似をしても虚しいです。

僕たちの場合は、家電です。SNSで乾燥機付きの洗濯機が幸福度を上げるとか、便利家電が幸福度を上げるとかをよく見るのですが、僕たちは掃除機を買ってもあまり幸福度に変化はありませんでした。なので、きっと洗濯機に20万や数十万を費やしても、良いことは1つもないでしょう笑

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